建築設計事務所での修行時代をこえて

dihyou.jpg学生時代の私は、もともと国立沼津工業高等専門学校の機械工学科に在学していました。ある日、建築を志すことを一大決心し、退学届を提出。当時お世話になった教授の温かいご厚意による紹介もあり、愛知県豊田市に位置する、国立豊田工業高等専門学校の建築学科へと転入学し、再スタート。日中は学校での講義を受け、講義が終わると名古屋のアトリエ系建築設計事務所へとアルバイトとして通っている日々もありました。

 

当時は18歳。特にバイクに乗ることが大好きで、暇をみつければ自由気ままに日本の各地をツーリング。そして建築も大好き。有名建築家が設計した建物を雑誌で調べてはツーリング建築探訪していました。在学中もなんとか単位を取得していきながら、それでも好きな建築設計を特に励み、卒業する年には全国各地大学・高専の設計作品集に選ばれることができました。

 

と、学生時代のうかれている時代もつかの間。

 

その年の春より、甘い学生時代から厳しい社会人生活への衝撃的な切り替わりです。同級生のみんなは、比較的に給料が良く・定時制・福利厚生も手厚い大手ゼネコン系や官公庁、グループ企業へと就職。晴れやかな将来に向けてスタート!といった感じです。

 

私は建築が好きだったものですから、アトリエ系建築設計事務所へ就職。

 

当時、建築設計事務所へ就職と言えばまさに「修行の身」。物事すべてが「教えられるより盗め!」といった感じで、とにかく建築でも何でも基本中の基本から始まりました。ましてや、アトリエ系設計事務所なので師弟関係は当たり前。本当によく怒られ・叩かれ・雑草のようになんとか生きてきたのを覚えています。

 

それでも10年間耐え抜きました。(笑)

 

27歳のとき一級建築士を取得。今思えば社会人若年期の大切な時間で「建築の基礎」に漬かることができたと考えています。

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